フェレットの飼い方

フェレットのグルーミング!爪切り、耳掃除、シャンプーのやり方!

爪切りと耳掃除について

野生のフェレットであれば穴を掘ったり長い距離を走ったりするので爪切りなど必要ないですが、家の中だと爪は伸びるばかりで、人の手で切らなくてはいけません。

また耳掃除もしないと「耳ダニ」が出てしまうので必ず耳掃除もしなくてはいけません。

しかし人間が普通に爪を切ったり、耳掃除をしてもフェレットは嫌がってしまいます…

そこで!上手な爪切り、耳掃除の仕方をご紹介します。

首の皮を背中から掴む

一見かわいそうに見えますが、本来フェレットの母親が子供を運ぶときはここを銜えて子供フェレットを運ぶため、そこの皮は痛くありません。また、本能的に母親が掴んでいると思うのか、なぜかとても大人しくなります。

爪切りは慎重に…

爪切り慣れるまで本当に大変です…

できれば二人で行うのが理想です!一人がフェレットを掴んで固定し、もう一人が爪切りを担当します。

爪の赤い部分は血管が通っており、そこを傷つけると血が出てしまいフェレットはとっても痛いです!爪の先の尖った部分だけちょんっと切りましょう。

爪切りは市販の動物用の爪切りを使用しましょう。

耳掃除のしかた

耳掃除には市販のイヤークリーナーを使用しましょう。

耳の中にイヤークリーナーを垂らし、軽く揉んで汚れを浮かし綿棒で汚れを取ってあげましょう。

耳の中もとても繊細なので慎重に奥まで突っ込まないように注意してください!

ベビー綿棒など細い綿棒を使うのがおすすめです!

耳掃除は週に1回は行ってください。

それでも暴れる場合…

無理に一度にやらず、寝ている時をねらうといいですよ!寝起きのボケボケしている時なら訳も分からず暴れません!

ちゃんと出来たらご褒美のおやつをあげる!(うちの子は爪切りが大っ嫌いなので、大好きなおやつやバイト少しずつ食べさせながら爪切りをしています。)

シャンプーについて

シャンプーは本来必要ないですが、シャンプーをしないとフェレット独特の臭いが強く出てきてしまいます。

シャンプーは人間の物は使わず、動物用の低刺激のシャンプーを使いましょう!

フェレット用のシャンプーもあるのでおススメです!

洗面台か洗面器に38℃くらいのぬるま湯を張り、よく濡らしてから泡立てたシャンプーで洗ってあげましょう。

この時に目や耳、鼻、口に泡が入らないように注意してください!

洗面台だと嫌がる子は暴れて飛び出してしまう可能性があるので、出来れば暴れても大丈夫なお風呂場で洗面台に入れてあげるのがベストかもしれません。(うちのあずきはシャンプーが大好きですが、うずらはシャンプーが大嫌いで、以前飛び出してしまい、部屋中がびちょびちょの泡だらけになってしまいました…)

シャンプーをすると綺麗になりますが、洗いすぎるとニオイの原因である皮脂が多く分泌されてしまいますので、月に1回程度にしましょう。

また、ワクチン接種1週間はシャンプーを控えましょう。

歯磨きについて

歯磨きはガーゼを指に巻き、軽くフェレットの歯を擦ってあげましょう。

毎日やってあげるのが理想です。

どうしても嫌がって出来ない場合は、フェレット用のかじる歯磨きガムのような物も売られているので、そちらを与えましょう。

まとめ

グルーミングを嫌がるフェレットもいますが、おやつなどご褒美を活用してフェレットのためにも根気よく行いましょう。

ペットショップでも爪切りや耳掃除をしてくれるところもあるので、どうしてもフェレットが嫌がって自分で出来ない場合は、ペットショップにお願いしましょう!